田中ぶどう園の直販サイトで、2024年度新鮮ぶどうの受付を開始しました。 現在、予約受付中で、 2024年の発送は8月下旬(お盆過ぎ)からとなります。 お盆の時期に発送を希望の方はお電話などでお問い合わせください。農園直送の新鮮ぶどうの購入は、以下サイトからお願いします。
※2024年は、田中ぶどう園でのぶどう狩りは開催いたしません。
ぶどうに含まれる栄養と期待できる健康効果とは?疲労回復や眼精疲労におすすめ?
ぶどうは、さまざまなフルーツの中でも日本人からの人気が非常に高く、夏場の高級贈答品として贈られる機会が多いです。一般的には、8月頃から10月ぐらいまでが旬のフルーツなのですが、ハウス栽培なども盛んにおこなわれるようになっており、現在では5月頃から11月ぐらいまでと、比較的長い間ぶどうを楽しめるようになっています。
ただ、ぶどうは、フルーツの中でも高級というイメージがあることから、りんごやみかんなどと比べると、口にする機会は少ないという方が多いかもしれませんね。最近人気のシャインマスカットなどになると、一房で3000円以上するのが普通ですし、なかなか気軽に手に出せるフルーツではありません。
しかし、ぶどうは、ヨーロッパ各国で畑のミルクと呼ばれるほど栄養が豊富な食べ物として有名です。実は、ぶどうには、アントシアニンやレスベラトロールなどのポリフェノール、ブドウ糖、カリウムなど多くの栄養成分が含まれていて、さまざまな健康効果を期待できるフルーツとしても有名なのです。
そこでこの記事では、皆さんに知っておいてほしい、ぶどうに含まれる栄養やぶどうを食べることで期待できる健康効果などをご紹介します。
ぶどうに含まれる栄養素と健康効果について
ぶどうは単なる美味しいフルーツではなく、「畑のミルク」と呼ばれるほど栄養成分が豊富な食べ物です。そしてさらに、ぶどう品種の中には、機能性表示食品として届け出がされ販売されているぶどう(届出商品名:毎日グレープ(ナガノパープル))もあるなど、ぶどうを口にすることで期待できる健康効果があるのです。
まず、ぶどうに含まれているとされる主な栄養成分は以下のような物です。
- ポリフェノール
ポリフェノールは、強い抗酸化作用を持っており、動脈硬化や花粉症などを抑える作用があるとされています - ブドウ糖
ブドウ糖は、脳の働きを活発にし、集中力を高める効果があるとされています - カリウム
カリウムは、ミネラルの一種です。血圧の上昇を防ぐ効果などが期待されます - ビタミンB群
ビタミンB群は、エネルギー代謝を助け、粘膜の再生、免疫機能の維持や貧血・疲労感の軽減などの作用があるとされています - 有機酸
抗酸化や抗菌性が期待されます
参考:「毎日グレープ(ナガノパープル)」機能性表示食品の届出受理について
眼精疲労や動脈硬化予防が期待できる
ぶどうは、アントシアニンやレスベラトロール、タンニンなど、さまざまなポリフェノールが含まれています。
そして上述しているように、ポリフェノールは眼精疲労や動脈硬化を予防する効果が期待できるとされています。皆さんも、テレビCMなどでポリフェノールによる眼精疲労予防については知っているのではないでしょうか?さらに、レスベラトロールにはコラーゲンを分解する酵素であるコラゲナーゼのはたらきを抑える効果があるとされていて、コラーゲンの減少を防止することで、肌のしわやたるみを予防する効果が期待できるそうです。
ちなみに、ポリフェノールは、ぶどうの皮に多く含まれているので、この栄養素を目的にぶどうを食べる場合は、皮ごと食べるようにしましょう。
参照:わかさの秘密「レスベラトロール」
参照:農林水産省「ぶどうの効用」より
ブドウ糖による疲労回復効果が期待できる
ぶどうには、ブドウ糖や果糖など、吸収されやすい糖質が多く含まれています。そして、こういった成分は、疲労回復の効果が期待できるとされています。
ぶどうは、素早いエネルギー補給に適した食べ物ですので、休憩中などのエネルギー補給に非常に適しています。
むくみの予防が期待できる
ぶどうは、カリウムが多く含まれていて、この栄養素により、むくみ予防が期待できるとされています。
むくみは、体内の塩分量が多い時に、それを緩和させるために体が水分を蓄えることによって起きるものです。そして、カリウムは、塩分量を調整する働きを持っていて、体内の塩分を減らす利尿作用により、むくみを予防してくれるという効果が期待できます。
まとめ
今回は、ぶどうに含まれる栄養素や、ぶどうを食べることで期待できる健康効果についてご紹介しました。
この記事でご紹介したように、ぶどうにはアントシアニンやレスベラトロールなどのポリフェノール、ブドウ糖、カリウムなど多くの栄養成分が含まれています。そのため、ヨーロッパでは、畑のミルクと称されて、さまざまな健康効果を持つ食材として口にされているようです。
日本では、現状、高級なフルーツと言ったイメージが強く、そこまで頻繁に口にする機会が無いのが実情です。しかし、この記事でご紹介したように、ぶどうを食べることで眼精疲労や動脈硬化の予防、疲労回復効果やむくみの予防など、多種多様な健康効果を期待することができますので、ぜひ皆様には日常生活の中でぶどうを楽しんでいただければと思います。
なお、ぶどうの栄養素は、皮に多く含まれていますので、健康効果を期待してぶどうを食べる時には、皮ごと食べられるぶどうを選ぶのがオススメです。