田中ぶどう園の直販サイトで、2024年度新鮮ぶどうの受付を開始しました。 現在、予約受付中で、 2024年の発送は8月下旬(お盆過ぎ)からとなります。 お盆の時期に発送を希望の方はお電話などでお問い合わせください。農園直送の新鮮ぶどうの購入は、以下サイトからお願いします。
※2024年は、田中ぶどう園でのぶどう狩りは開催いたしません。
土は燃えるゴミ?家庭菜園の土はどうやって捨てれば良いの?
自宅で家庭菜園を楽しむ場合や、オフィスや部屋のインテリアとして観葉植物を育てる場合などには土が必要になります。昨今では、ホームセンターなどに行けば、植物を育てる際に最適な土を簡単に手に入れることができるようになっていますが、皆さんはこの土をどのようにして処分すれば良いのか知っているでしょうか?
こう聞かれると「土の処分方法なんて気にしたことがなかった…」「燃えるゴミとして出せばいいんじゃないの?」などと考えてしまう人が多いのではないでしょうか?最初に言っておきますが、観葉植物や家庭菜園で使用する土は、燃えるゴミなどとして自治体に回収してもらえない場合の方が多いです。さらに、近くに公園に捨てに行くといった行為はもっての外で、正しい方法で処分しなければ、不法投棄などで罰せられる可能性もあるのです。
そこでこの記事では、マンションや庭のない家に住む方が、家庭菜園やガーデニングを楽しむときに生じる土の処分方法をご紹介します。
土は何ゴミのあつかいなの?
一般的に、ゴミと言うのは大きく分けて以下の4つに分類することができます。
- ・可燃ごみ
- ・不燃ごみ
- ・資源ごみ
- ・粗大込み
一般家庭から出るゴミは、上記の4つに分類されていて、処分する時には自治体が決めた回収ルールに沿ってゴミ出しをするという形になっていますね。
それでは、家庭菜園や観葉植物から生じた「土」と言うのは、上記のどの種類のゴミに該当するのでしょうか?ゴミ出しのことを考えると、可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみで悩む方が多いかもしれませんが、土は自然物になるというあつかいのため、厳密に言うと、上記のどの種類にも属さないとされるのです。
したがって、自宅で出た土の処分を考えたとしても、なかなか難しい状況になりやすいのです。そもそも、土の処分については、自治体によってその取り扱や処分方法がさまざまなので、正式な処分方法の決まりがないという状況です。さらに、自治体が土の処分を行っていないケースの方が多いとされていて、普段取りに自治体回収に出しても、回収してもらえない可能性の方が高いとされるのです。
ゴミ回収のルールについては、自治体ごとにかなりの違いがあるので、自分が住んでいる自治体のルールや処分方法は細部まで確認しましょう。土の処分については、記載されていない場合も多いので、その時は役所に連絡して確認してみましょう。
土の処分方法について
前項で解説したように、土は明確なゴミの分類がなく、自治体のごみ回収に出すことで処分することが難しい場合もあります。もちろん、土を回収してくれる自治体なら、自治体回収に出せば良いのですが、そうでない場合はどのようにして処分すれば良いのでしょうか?
ここでは、適切な土の処分方法をいくつかご紹介します。
庭に土をまく
土の処分方法として、最も簡単で、手間や費用がかからない方法は、自宅の庭に土を撒くことで処分するという方法です。この方法であれば、処分量の制限などもなく、自分が捨てたいタイミングで土を処分することが可能です。もちろん、自分の土地なので、処分費用も掛かりません。
ただ、昨今ではマンション暮らしの方や戸建てでも庭がない住宅に住む方が多くなっています。この場合、自宅の庭に土を撒くことで処分することは難しいです。
自治体回収に出す
先程ご紹介したように、土の取り扱いは自治体によって異なります。そして、中には土の回収を行ってくれる自治体もあるのです。
例えば、横浜市のごみ回収では、燃えないゴミの日に土を出すことができるとされています。ただ、一度に大量の土を出すことはできないとされ、半透明もしくは透明の袋に入れて少量ずつゴミ出しすれば、他の燃えないごみと一緒に回収してくれる仕組みになっているようです。
自治体回収に出せる場合は、費用をかけずに土の処分ができますが、一度に大量の土をまとめて処分することは難しいです。時間をかけても構わないという方であれば、良いかもしれませんね。なお、多くの自治体は土の回収を行っていないので、お住まいの地域がどうなっているのかは事前に確認しておきましょう。
ホームセンターに回収に出す
一部のホームセンターでは条件付きとなりますが土の回収をおこなっている店舗があります。代表的なホームセンターの土の取り扱いは以下のようになっています。
- ・島忠:土の回収あり(購入したレシートと土の空袋が必要)
- ・ユニディ:回収可(ユニディで土を購入した方のみ)
- ・ホームセンタータイム:回収可
- ・コメリ:回収不可
- ・カインズ:回収不可
- ・コーナン:土は回収していない(対象商品の購入で鉢・プランターの回収あり)
※土の取り扱いについて変更されている場合もあるので、事前に問合せてみてください。
上記のように、土の回収を行っている店舗でも、自社で購入した方のみなどの条件が付きます。家庭菜園用の土を購入する際、将来的な処分のことを考慮すると、土の回収を行ってくれるお店で購入するのが良いかもしれませんね。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、家で使わなくなった家電や家具など、不用品を有料で回収してもらえるサービスです。業者の中には、土の回収を行ってくれる業者もあり、観葉植物などプランターごと引き取ってもらうことも可能です。
ただ、上で紹介した方法と比較すると、土を処分するためにかかる費用が高くなってしまう点が大きな難点です。大量の土でもまとめて処分してもらうことができるので、便利ではあるのですが、数万円から十数万円と言った高額な費用がかかります。
土以外にも、使わなくなった大型家具や家電があり、まとめて処分したいと考えているのであれば、こういった業者を利用するのも良いのですが、土だけとなるとコストパフォーマンスが悪いと言えるでしょう。
なお、不用品回収業者でも、土の回収を行っていない場合もあるので、問合せの段階で土や観葉植物の引き取りが可能なのかを最初に確認しておきましょう。
土も不法投棄の対象になる!?
自宅で不要になった土が生じた時には、近所の公園や山などに捨てれば良いと考えている人も多いのではないでしょうか?土は、自然のものですし、家具や家電の不法投棄とは異なり、どこに捨てても構わないと思っている方も少なくありません。しかし、この考えは大きな間違いで、自宅の敷地外に勝手に土を捨てる行為は、不法投棄になるのです。
ゴミの不法投棄は、非常に厳しい罰則が設けられていて、土であってもそれは同じです。もし、近くの公園などに土を不法投棄し、それが発覚した時には、「5年以下の懲役、もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方」と言った非常に厳しい罰則が科せられてしまう可能性があります。
家庭菜園レベルの土の場合、「ちょっとだけだしバレないでしょ!」と考えて、近くの公園などに捨てる方もいますが、たとえ少量であっても不法投棄であることは間違いないので、正しい処分方法を必ず守るようにしましょう。
まとめ
今回は、意外に知らない方が多い土の処分方法について解説しました。
昨今では、マンションなどの集合住宅で生活する方が増えている、戸建てでも庭がない住宅が多いといった住環境が当たり前になっていて、家庭菜園などで出る土の処分に困ってしまう方が少なくないのです。家庭菜園は、プランターなどを用意すれば、自宅のベランダなどで植物を育てることができますし、趣味として野菜や果物を育てているという方も多いはずです。
しかし、家庭菜園を行う際の注意点としては、同じ土を長期間使い続けると、虫が湧きやすくなってしまう…と言うことがあげられます。また、土の栄養は徐々になくなっていくため、同じ土を長期間にわたって使用すると、育てている植物に悪影響を与えるとも言われているのです。そのため、家庭菜園や観葉植物の土は、数年おきに交換することが望ましいとされ、その時に土の処分に困ってしまうことになるのです。
記事内では、正しい土の処分方法について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。