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りんごの皮は栄養が豊富!皮ごと食べる時の洗い方をご紹介!
「りんごの食べ方は?」と聞かれた場合、多くの方は皮を剥いてから食べると答えるのではないでしょうか?リンゴの皮は、比較的薄いことから、皮ごと食べられないことはないのですが、リンゴの美味しさがなんとなく薄れてしまう感じがすることから、皮は必ず剥いて食べるという方が多いです。
しかし実は、りんごの皮には、非常に豊富な栄養素が含まれていて、皮を剥いて食べるよりも、皮ごとりんごを食べる方が多くの栄養を摂取できるとされているのです。特に、リンゴに含まれるポリフェノールに関しては、皮やその付近に含まれていることから、皮を剥いて食べる方の場合、せっかくの栄養素を捨ててしまうことになっているのです。
そこでこの記事では、リンゴを皮ごと食べる場合のメリットや、食べる前のりんごの洗い方について解説します。
りんごを皮ごと食べるメリット
それではまず、りんごを皮ごと食べることで得られるメリットについて解説します。りんごは、冬が旬の果物として有名で、強い甘さの中にほのかな酸味を感じることができ、爽やかで美味しい果物として非常に高い人気を誇っています。国内での栽培量も多く、果物の中では比較的お手頃価格で販売されていることもあり、スーパーなどでも気軽に購入できる点も人気の理由になっているはずです。ただ、りんごと言う果物は、単に美味しいだけの食べ物ではなく、さまざまな栄養素が含まれている健康サポートの面でも非常に優れているとされます。リンゴの健康効果については、「1日1個のりんごは医者いらず」なんて文章が作られるほどで、継続して食べることが非常におすすめできる果物なのです。
特に、多くの方が普段は捨てているりんごの皮にも多くの栄養素が含まれているとされているのです。そこでここでは、りんごの皮に含まれている栄養素と、皮ごとりんごを食べる場合のメリットをご紹介します。
りんごの皮に含まれる栄養素
りんごは、ビタミンやカリウム、食物繊維、ポリフェノールなどの栄養素が含まれている果物として有名です。しかし実は、これらのりんごの栄養素については、皮や皮に近い部分に多く含まれているとされているのです。特に、りんごの皮には、β-カロテン、ビタミンC、食物繊維などの栄養素が果肉よりも多く含まれているとされるため、皮ごと食べることで、より効率的に栄養素を摂取することが可能なのです。
りんごを皮ごと食べた時に摂取できる具体的な栄養素の量について、以下に簡単にまとめてみます。
- ・食物繊維について
りんごの皮には、果肉の約1.6倍もの食物繊維が含まれています。特に水溶性食物繊維であるペクチンが豊富です。 - ・ポリフェノールについて
りんごのポリフェノールは、皮や皮付近に多く含まれています。「りんごポリフェノール」と呼ばれるプロシアニジンは、強い抗酸化作用を持つ栄養素として注目されますが、効率的に摂取したいなら皮ごと食べる方が良いのです。 - ・ビタミンCについて
りんごの皮には、果肉の約1.5倍ものビタミンCが含まれています。
このように、りんごは、皮や皮付近に多くの栄養素が含まれているため、皮ごと食べることで効率よく栄養を摂取できるというメリットがあるのです。
りんごを皮ごと食べるメリット
りんごを皮を剥かずに、皮ごと食べる時のメリットは、リンゴに含まれている栄養素を効率的に摂取することができる点です。リンゴを皮ごと食べるようにすれば、食物繊維やビタミンC、りんごポリフェノールなどを効率よく摂取できるようになるため、継続的にりんごを食べるようにすれば、以下のような特典が期待出来ます。
- ・抗酸化作用による老化防止やアンチエイジング効果
- ・ポリフェノールの効能による生活習慣病の予防
- ・食物繊維による整腸効果や便秘改善効果が期待できる
- ・ビタミンCの摂取による免疫力アップ、美肌効果
りんごを皮ごと食べる時の注意点について
りんごを皮ごと食べる際にはいくつかの注意点が存在します。りんごを食べる時、ほとんどの方が皮を剥くのは、表面に農薬などが付着していて、皮ごと食べると健康に悪いのではないか…と考えてしまうからでしょう。実際に、りんごの表面には、汚れや微量の農薬が付着しているので、食べる前にしっかりを洗い流すことが大切です。
皮ごとりんごを食べる時の注意点については、まず流水で30秒以上しっかりと水洗いするようにしましょう。流水だけでは心配…という方であれば柔らかいスポンジなどで、優しく表面を擦ってあげるのも良いでしょう。なお、リンゴを皮ごと食べる場合は、国産のりんごを選ぶようにしてください。というのも、国産のりんごは、残留農薬などに関してもしっかりと規定がなされているため、安全性が高いです。さらに、国産りんごに使用される農薬は、水溶性のものなので、水洗いすることで落とすことができるのです。
かわごとりんごを食べる場合は、表面を良く水洗いしてから食べなければならないという点が注意点です。なお、皮ごと食べる場合は、りんごの味が薄く感じてしまうこともあるので、スライスして食べるなどの工夫を行うと良いです。
りんごの洗い方
それでは、りんごを皮ごと食べようと思った方に向け、りんごの洗い方についても簡単にご紹介します。
ちなみに、スーパーなどで購入したりんごについて、品種によっては食べごろになると(完熟すると)表面に触れた時にベタベタすると感じる時があると思います。この時には、りんごの表面に農薬やワックス(艶出しのため)などが付着しているのではないか…と不安に感じてしまう人も多いようです。しかし、このような症状については、「油あがり」と呼ばれる自然現象で、りんご自身が分泌する物質により、表面を保護したり鮮度を維持する目的があるのです。油あがりに関しては、人体に害はないので、安心して食べてください。
りんごの洗い方については、以下の手順で進めてください。
- STEP1 30秒以上流水を当てながら手でしっかり洗う
- STEP2 軸やお尻の部分は、ホコリやゴミなどが溜まっているので、ここも流水を当てしっかり洗い流す
- STEP3 流水だけでは不安な方はスポンジで表面を優しく擦り洗いします
りんごを洗う際のポイントは、「流水で30秒以上しっかりと洗い流す」という点です。先ほどもご紹介したように、国産りんごの場合、水溶性の農薬が使われているため、流水でしっかりと洗い流せば皮ごと食べても何の問題もありません。もちろん、流水だけでは不安と…という方もいると思いますので、そういった方は、スポンジなどで表面を優しく擦ってあげれば良いでしょう。強くこすると、傷つく恐れがあるので、柔らかいスポンジで優しくこするだけにしましょう。
まとめ
今回は、冬が旬の代表的な果物であるりんごについて、皮ごとりんごを食べるメリットについて解説しました。
記事内でご紹介したように、りんごの皮には多くの栄養素が含まれているため、健康効果を期待してりんごを食べるなら皮ごとそのまま食べるのがおすすめです。特に、ポリフェノールについては、皮や皮付近にその多くが含まれているため、皮を剥いてしまうと得られるはずの栄養素のほとんどを捨ててしまっている可能性があるのです。
なお、皮ごとりんごを食べるのは「農薬などが心配…」という方も多いです。しかし、日本国内で栽培される果物については、農薬について人体に悪影響が出ないように厳しい基準が設けられています。そのため、皮ごとりんごを食べたとしても、農薬などの影響で人体に悪影響が出るなんて心配はないのです。りんごに使用される農薬は、水溶性のものなので、食べる直前に流水でしっかりと洗えば、きちんと洗い流すことができます。こういったこともあり、りんごを食べるのなら、皮ごとそのまま食べるのがおすすめですよ!